住まいの本質は、ディテールの積み重ねにより、
手に触れ、目に見えるものとなる。
そこにあるのは、建築という視点だけでは語りきれない、
暮らしのなかにある居心地。
建築設計、インテリア、家具、美術品など、
住まいを構成する要素が互いに結びつき、ひとつのストーリーを奏でるとき、
はじめてそこに、完成された美が生まれる。